海鳴

Am　G　|　E7　Am　|　C　G　|　E7　|　Am　|

 

Am　　　　　　　G　　Am

凍てつく氷を　大漁旗が

Am　　　　　　　G　　　Am
砕いて進むは　北海の海

 

C　　　　G　　　F　　　　　E7

あいつは今頃　どこかの陸で

F　　　　　　　　E7
涙をこらえて　まっている

 

Am　　G　E7　　　Am

この海に　風が吹く

C　　　　G　　　　E7　　　　　Am
誰かの海鳴りが　呼んでいる

 

Am　G　|　E7　Am　|

 

男は一度も　喋らぬままに
港を離れて　北海の海

 

高波荒れても　手酌の酒を
あおって　獲物を　まっている

 

この海に　風が吹く
誰かの海鳴りが　呼んでいる

 

Am　G　|　E7　Am　|

 

女は朝から　賽銭箱に
小銭を投げ入れ　手を合わせてる

 

男が春まで　無事で帰って
お腹のこの子に　会えるように

 

この海に　風が吹く
誰かの海鳴りが　呼んでいる

 

Am　G　|　E7　Am　|　C　G　|　E7　|　Am　|

 

祈りはむなしく　男はその日
吹雪に包まれ　北海の海

 

魔物が　全てを飲み込むように
大漁旗が　折れている

 

この海に　風が吹く
誰かの海鳴りが　呼んでいる

 

Am　G　|　E7　Am　|

 

それでも女は　賽銭箱に
小銭を投げ入れ　手を合わしてる

 

いつしか　晴れたら　帰っておいで
乳飲み子　背中で　眠ってる

 

この海に　風が吹く
誰かの海鳴りが　呼んでいる

 

Am　G　|　E7　Am　|　C　G　|　E7　|　Am　|

Am　|　フェードアウト